千葉県市川市マンション屋上塩ビシート防水施工現場

施工後

AFTER
施工前

BEFORE

屋上の防水工事が先日完了しましたので施工事例のご紹介させて頂きます。ビルやマンションは概ね陸屋根という平坦な屋根形状となっております。これは人が簡単に屋根に上ることができるのでメンテナンスを容易にするためです。しかしこちらのマンションでは屋上に行くための扉や梯子が設置そておらず、外壁に梯子をかけて登らなくてはなりませんでした。お客様も普段上ることが難しく、室内にて雨漏れが発生しているので屋上の劣化状況をご心配されておりました。

住所 千葉県市川市
建物種別 マンション
建築年数 33年
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工事前の屋上の状況です。こちらのマンションは塩ビシート防水が施工されておりましたが、防水シートの裏に水が回り込んでおりシートが広範囲に亘って脹れておりました。

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こちらも工事前の写真です。防水シートが破れております。ここから水が浸入し漏水してしまったことが容易に推察できます。屋上防水工事は概ね10年毎に改修することが一般的です。しかし防水工法によっては5年程度で防水の上に塗装を施す必要があるものもございます。またたまにある事例として排水口が詰まりや、鳥などがつついて防水シート破いてしまったりと外的な要因で劣化することもございます。いずれにせよ普段目につかない所こそ注意していく必要があります。

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ここからは工事の経過写真のご紹介です。すぐにでも脹れたシートを剥がしたいところですが、まずは笠木やパラペットとよばれる屋上の縁の部分の防水を先行します。写真は防水の下地としてガラス繊維クロスを張り付けているところです。

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ここは形状が複雑なため塩ビシート防水を施工することができません。したがってウレタン防水という塗装タイプの防水を施工するのですが、新しいシート防水をウレタンで汚さないように先に施工します

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既存の防水シートの撤去をしております。改修工事の場合ですと廃棄物処分費用の問題や施工中の降雨対策として既存の防水の上に新しい防水を重ねるカバー工法が一般的ですが、既存の防水工法や、防水の損傷が著しい場合は一度撤去してからでないと新しい防水を施工することができません。

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工事は梅雨時期を避けておりますが、それでも天候は保証できません。仮の防水材を塗布し、予期しない降雨時でも階下への漏水を起こさない様にします。

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今回は『塩ビシート防水機械固定絶縁工法』という防水工法で施工しております。こちらの写真は絶縁シートを敷設しているところです。この材料の役目は、屋上床コンクリートにひび割れが発生した場合に、直接防水シートを貼りつけているとひび割れに引っ張られシートが破けてしまいます。コンクリートと防水シートを直接触れさせないようにし、防水の延命を図るものです。

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ディスクというCDの様な材料を等間隔に固定していきます。

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塩ビシートの敷設状況です。先ほど固定したディスクと塩ビシートを専用工具で溶着させてシートを接着させます。直接シートを貼りつける工法だと、接着剤を大量に使用するため更に工期が掛かったり、床コンクリートのちょっとした凹凸なども手間をかけて直さなければいけませんので様々な面で優れた工法です。

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こちらは脱気筒という防水シートの下の水分を逃がす設備です。機械固定工法の優れているところは、ディスクの部分しか防水シートが接着されていないので防水シート下の空気の通る隙間が多いということです。